【世界一わかりやすいGit/GitHub入門⑥】プルリクエスト(レビューが進むチーム開発)
投稿更新日: 2026/1/18

- まずは、入門⑤宿題の回答編から
【入門⑤】宿題
- リポジトリをGitHubへ初push
- READMEに学びを追記してpush
【入門⑤】宿題の答え合わせ
git remote -v # origin が GitHub を指している git log --oneline -n 3 # README 追記のコミットが見える # ブラウザで GitHub リポジトリを開き、README が更新されていることを確認
- ✅ GitHub上に初push済み
- ✅ READMEに学びが反映
プルリクエスト(レビューが進むチーム開発)
- **PR(Pull Request)**は「変更の提案+文脈+レビュー要請」を一つにまとめる箱。良いPR = 小さい変更 + 目的が明確 + 再現手順/確認方法が書いてある。
A. まずは最短ルートでPRを出す
1) ブランチを切って変更 → push
git switch -c feature/add-pr-section echo -e "\n## Contributing\n- Use Pull Requests for changes." >> README.md git add README.md git commit -m "docs: add contributing section (PR rule)" git push -u origin feature/add-pr-section
2) GitHubでPR作成
- GitHubの自分のリポジトリ → 「Compare & pull request」
→ タイトル例:
docs: add contributing section (PR rule)→ 説明欄(後述テンプレ参照)を埋めて Create pull request。 - CLI派は
gh pr create --fill --base main --head feature/add-pr-sectionでもOK。
B. PRの良い説明(コピペOKテンプレ)
## 目的 / Purpose - なぜこの変更が必要? ## 変更点 / Changes - どのファイルをどう変えた? ## 確認方法 / How to test - 手順: 1) ... 2) ... - 期待結果: ... ## 影響範囲 / Impact - 依存や副作用は? ## スクリーンショット(任意)
- 作ったら main にコミットしておくと、以後のPR作成時に自動で本文が入ります。
C. セルフレビューの観点(出す前の最終チェック)
- 粒度:1PR = 1目的(関係ない変更を混ぜない)
- 差分:Files changed で不要な変更が混ざっていない
- 再現性:説明欄の「確認方法」でレビュー手順が自明
- 命名:コミットメッセージ・タイトルが明快
- テスト:あるならローカルで通っている(CIがあれば緑)
D. clone(最初から“リモートあり”で始める場合)
- 1.レビュアーを指定(自分しかいなければセルフレビュー)
- 2.
Files changedタブで行コメント/Suggestion(提案)を書く - 3.気付き修正 → コミットを追加push(PRは自動で更新)
- 4.会話(Conversation)タブでResolve conversationして閉じる
- 5.すべてクリアなら Merge(後述の戦略を選択)
よく使うマージ戦略
- Squash merge:PR内コミットを1つに圧縮(履歴が読みやすい)
- Merge commit:マージコミットを残す(ブランチの塊が見える)
- Rebase and merge:直線的な履歴に整える(履歴書き換えの理解が必要)
- 個人学習リポなら Squash か Merge commit が扱いやすいです。
E. ブランチ保護ルール(安全ネットを張る)
- main を常に動く状態に保つため、ブランチ保護を有効化。最低限のおすすめ:
- Require pull request reviews before merging(レビュー1件以上)
- Require status checks to pass before merging(Actionsのテストが通ること)
- Require linear history(任意。履歴を直線に)
- Dismiss stale reviews(新しいコミットで旧レビューを無効化)
今日のゴール(できていればOK)
- PRを作成→セルフレビュー→マージできる
- PRテンプレを
.github/pull_request_template.mdに置けた - main にブランチ保護の最低限ルールを設定できた
宿題(次回の答え合わせで使います)
テーマ:自分でPR→セルフレビュー→マージ
所要時間:10〜15分
1.新ブランチ作成 → 変更 → コミット → push
git switch -c feature/add-faq echo -e "\n## FAQ\n- How to create a PR?\n - Create a branch, push, open a PR." >> README.md git add README.md git commit -m "docs: add FAQ section about PR" git push -u origin feature/add-faq
2.PR作成(テンプレ利用)
- タイトル:
docs: add FAQ section about PR - 本文:テンプレに沿って「目的/変更点/確認方法」を記入
3.セルフレビュー
Files changedで差分を確認- 気付きがあれば修正コミットを追加push
- 会話を Resolve で閉じる
4.マージ
- 戦略は
Squash mergeもしくはMerge commitを選択 - マージ後、ブランチ削除(Delete branch)
5.ログ確認
- GitHubのCommitsタブ、READMEの変更が反映されていること
成果物
- 1つのPRが作成→レビュー(セルフ)→マージまで完了
- main に変更が反映、不要になったブランチは削除済み
付録:PR関連コマンド(CLI派向け)
# PRの作成・閲覧(GitHub CLI) gh pr create --fill --base main --head <branch> gh pr view --web # ブラウザで開く gh pr checks # ステータスチェック確認 gh pr merge --squash # Squash Merge gh pr merge --merge # Merge commit
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